みなさまこんにちは、いちまるです。
FPとして、保険のことをお客様にお伝えすることがよくあるのですが…
正直保険っていろんな会社があるし、内容もいろいろあるしわかりにくいですよね?
今回は、そんな保険のイロハについてお伝えいたします!
保険の種類とは?
保険は多くの方が保険料を出し合い、生活の中で起こるさまざまなリスクに備える制度のことです。
しかし、、、一口に「保険」と言っても、その種類はたくさんありますよね!
特に、民間の保険会社が運営する任意加入の保険には、非常に多くの種類があります。
そのため、多くの方はどのような保険に加入すればよいのか、ホントにこれが良いものなのか迷われているのではないでしょうか?
保険によって備えるべきリスクや必要な保障(補償)は、人によって異なるため、種類ごとの違いを理解した上で自分に合った保険選びをすることが大切です!
民間の保険会社が提供する保険の主な種類を網羅的にでも理解すると少し保険に対しての見方や考え方が変わります。
全体像を把握して保険選びの参考にしてください(*’▽’)
保険の主な種類や分類
個人が加入する保険は、「公的保険」「民間の保険」の大きく2つに分類されます。
公的保険:
一定の要件を満たす方には加入が義務付けられており、「加入しない」という選択肢はありません。
例として、国民年金や国民健康保険があります。
民間の保険:
公的保険だけではカバーしきれないリスクに備えるために任意で加入する、民間の保険会社が運営する保険です。
ここからは、保険=民間の保険として解説していきます。
生命保険と損害保険
民間の保険は、「生命保険」と「損害保険」に分けられます。
生命保険:
主に被保険者の死亡または病気やケガに備える保険です。
終身保険、定期保険、医療保険、がん保険などがあります。
損害保険:
災害や事故によって生じる損害に備える保険です。
火災保険、地震保険、自動車保険、旅行保険などが含まれます。
生命保険を選ぶ目的別の種類
生命保険は、加入する目的によって
「死亡リスクに備える保険」
「病気やケガに備える保険」
「将来の資金不足に備える保険」
の3つに分けられます。
以下にそれぞれの特徴を解説します。
1. 死亡リスクに備える保険
終身保険
特徴:
一生涯続く保険で、死亡または高度障害時に保険金が支払われます。
保険料は高めですが、終身で保障が受けられるため安心感があります。
利用シーン:
家族を長期的にサポートしたい場合
資産遺産の相続対策
注意点:
保険料は定期保険よりも高額ですが、終身で保障が続くため、長期的な視点で検討しましょう。
定期保険
特徴:
保険期間があらかじめ決まっている保険で、死亡または高度障害時に保険金が支払われます。
保険料は比較的低めですが、期間終了後は保障がなくなります。
利用シーン:
子供の教育資金を準備したい場合
ローン返済中の住宅購入者
注意点:
保険期間や保険金額を慎重に選び、ライフプランに合わせて検討しましょう。
収入保障保険
特徴:
年金のように、満期まで毎月決まった額の保険金が支払われる保険です。
収入の補填に適しています。
利用シーン:
定年退職後の生活資金を確保したい場合
収入の安定を重視する方
注意点:
保険料は終身保険よりも低めですが、満期までの保障期間を考慮して選びましょう。
2. 病気やケガに備える保険
医療保険
特徴:
公的医療保険制度だけではまかなえない医療費をカバーする保険です。
入院や手術などの医療費に備えます。
利用シーン:
病気やケガでの医療費をカバーしたい場合
家族全員で利用する場合
注意点:
保険金額や補償範囲を確認し、自身の健康状態に合ったプランを選びましょう。
がん保険
特徴:
がんの治療に備える保険です。
がん検診や治療費、入院給付などが含まれます。
利用シーン:
がんのリスクを考慮したい場合
家族にがんの病歴がある場合
注意点:
がんの種類や進行度に応じてプランを選びましょう。
3. 将来の資金不足に備える保険
個人年金保険
特徴:
老後の生活に備える保険です。
定期的に保険料を支払い、老後に年金のような収入を得ることができます。
利用シーン:
定年退職後の生活資金を確保したい場合
将来の資産形成を考えている場合
注意点:
保険料の支払いを継続することが重要です。
老後の生活設計に合わせて選びましょう。
養老保険
特徴:
老後の生活資金を積み立てる保険です。
将来の資産形成に役立ちます。
利用シーン:
老後の生活に備えて資金を準備したい場合
定期的な貯蓄を行いたい場合
注意点:
保険料の支払いを継続することで、老後に資金を得ることができます。
損害保険の詳細
火災保険
特徴:
家屋や財産を火災から守る保険です。
火災、爆発、落雷、煙害などをカバーします。
利用シーン:
自宅を所有している場合
賃貸住宅に住んでいる場合(家財保険として)
注意点:
住宅ローンを組んでいる場合、銀行から加入を求められることがあります。
地震保険
特徴:
地震による被害をカバーする保険です。
日本では地震保険は重要です。
利用シーン:
地震の多い地域に住んでいる場合
自宅を所有している場合
注意点:
地震保険は公的な制度と民間の保険会社から選べます。
保険料や補償範囲を比較検討しましょう。
自動車保険
特徴:
車両の事故や盗難に備える保険です。
対人・対物賠償、車両保険などが含まれます。
利用シーン:
自動車を所有している場合
レンタカーを利用する場合
注意点:
自動車保険は法的にも必要な保険です。
旅行保険
特徴:
旅行中のトラブルに対する保険です。
海外旅行や国内旅行に出かける際に利用します。
利用シーン:
海外旅行を計画している場合
急なキャンセルや遅延に備えたい場合
注意点:
旅行の目的や滞在期間に合わせてプランを選びましょう。
おわりに
保険の基本、保険の種類についてお伝えいたしました。
こうしてみるとさまざまなモノがあります。
保険選びは慎重に行い、自分のライフスタイルやニーズに合った保険を選ぶことが大切ですね!