みなさまこんにちは、いちまるです。
当たり前かもしれませんが、貯蓄額は年代によって大きく異なりますよね。
20代から70代までの各年代の平均貯蓄額と中央値を知ることで、自分の貯蓄状況を客観的に見直すことができるかもしれません!
今回は、各年代の貯蓄額の実態を、そして資産運用を取り入れている割合やこれから貯蓄を増やすためのポイントについてわかりやすくまとめてみました(*’▽’)
20~70代の中央値と平均値のデータまとめ
まず、各年代の貯蓄額についてのデータを見てみましょう。
平均貯蓄額 | 中央値 | |
20代 | 約214万円 | 約20万円 |
30代 | 約494万円 | 約200万円 |
40代 | 約657万円 | 約250万円 |
50代 | 約1048万円 | 約350万円 |
60代 | 約1905万円 | 約700万円 |
70代 | 約1905万円 | 約800万円 |
いかがでしたでしょうか?
自分の世代がどうなのか、ご自身の立ち位置はどのへんなのかイメージできたかと思います。
このデータからわかるように、年代が上がるにつれて貯蓄額も増加する傾向があります。
しかし、中央値と平均値の差が大きいことから、貯蓄額には個人差が大きいこともわかります。
もちろん、貯蓄額がたくさんあればいいのか。といわれるとFP的にはそんなことないといいたいところです。
しかし、お金が手元にあれば今後の選択肢が増えるのは事実。
少なくとも平均以上は手元にあると気持ち的にも安心できるかもしれません。
平均よりも少なかった方は、少し今後の貯蓄を意識されてはいかがでしょうか。
資産運用を取り入れている全体の割合
では次に、資産運用を取り入れている割合について見てみましょう。
日本人の資産運用に対する意識は年々高まっており、投資を行っている方の割合も増加しています。
特に2024年は新NISAも大きく話題になり、一歩踏み出した方も多いかもしれません。
預貯金の割合 | 投資の割合 | |
単身世帯 | 約41.6% | 約38.4% |
二人以上世帯 | 約42.9% | 約33.4% |
いかがでしたでしょうか?
このデータから、単身世帯の方が投資に積極的であることがわかります。
家族がいる場合、万が一の備えとして保険に加入するケースが多く、投資の割合が低くなる傾向があります。
さらに、具体的な投資商品別の割合についても見てみましょう。
預貯金:資産の62.5%
生命保険などの保険類:20.8%
株式など有価証券:14.6%
社内預金などの金融機関外に預けた資産:2.1%
このデータから、日本人は資産の内の約15%を資産運用に回していることがわかります。
やはり日本人はリスク回避志向が強いことがうかがえます。
安全資産である現金や預金の比率が高いことが特徴ですね。
これからの貯蓄を増やすためのポイント
貯蓄を増やすためには、いくつかのポイントがあります。
これから意識するとより貯蓄が増えるかと思いますので、特に貯蓄がうまくいっていない方はチャレンジしてみてください!
先取り貯金
給料が入ったら、まず一定額を貯金に回す方法です。
自動的に貯金口座に振り込む設定にすると便利です。
例えば、毎月の給料の10%を先取り貯金することで、無理なく貯蓄を増やすことができます。
固定費の見直し
家賃や保険料などの固定費を見直し、節約できる部分を探します。
例えば、不要なサブスクリプションを解約するなど、固定費を削減することで貯蓄に回せるお金を増やすことができます。
目標設定
具体的な貯金目標を設定し、それに向けて計画的に貯蓄を進めます。
目標があるとモチベーションが上がります。
例えば、1年間で50万円貯めるという目標を設定し、毎月の貯金額を計算して実行することが大切です。
資産運用の活用
預貯金だけでなく、投資信託や株式などの資産運用を取り入れることで、資産を増やすことができます。
リスクを分散しながら、長期的に資産を増やすことを目指しましょう。
まとめ
各年代の貯蓄額の実態を、そして資産運用を取り入れている割合やこれから貯蓄を増やすためのポイントについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
各年代の貯蓄額を知ることで、自分の貯蓄状況を客観的に見直すことができるはずです。
貯蓄はないといけないものとは思っていませんが、やはり将来の安心を得るための重要な手段です。
自分のライフステージに合わせた貯蓄計画を立て、無理なく貯蓄を増やしていきましょう。
そして資産運用も取り入れることで、より効率的に資産を増やすことができます。
みなさまも、自分の貯蓄状況を見直すきっかけにしてみてください(*’▽’)