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アメリカ大統領選はトランプ氏の勝利!今後の世界・日本経済は?

みなさまこんにちは、いちまるです。
「ハリス副大統領vs.トランプ氏」の構図となっているアメリカ大統領選挙は、11月5日に投開票が行われ、共和党候補のトランプ前大統領が激戦州とされる7州のうち、東部ペンシルベニアなど4州を制し、勝利を確実にしました。
アメリカ大統領が再選失敗後に返り咲くのは、実に132年ぶりのこととなります。
アメリカ大統領選挙の前後は特に経済市場が動きますが、これからの世界や日本にどのような影響があるのか、現在資産運用をされている方はどんなことに気を付けたほうがよいのか、、、みなさま気になるところかと思います。

今回は、アメリカ大統領がトランプ氏に確定した今、今後の世界・日本経済がどのようになるのかについてまとめてみました(*’▽’)

 

トランプ大統領:世界と日本はどうなるのか

今後の世界や日本の行く末を考える前にまずは、トランプ氏の基本的なスタンスを知っておく必要があるでしょう。
公約を見てみると実は2016年~2020年の大統領在任時と大きな変化はありません。

米国第一主義を掲げ、減税によるインフレの抑制、産業再生や関税による雇用の保護といった政策を展開するとしています。
つまりトランプ氏の掲げる公約は、一貫して「アメリカファースト」です。
トランプ氏の主な公約内容は、以下のとおりです。

トランプ氏の公約(一部)

・「普遍的基本関税」の導入により労働者を守る
・中国の最恵国待遇を取り消し、中国依存を脱却する
・貿易赤字の解消
・エネルギー産業の各種規制の撤廃と低コストエネルギーの供給
・ウクライナ戦争の平和的終結
・自動車産業の再生
・減税によるインフレの抑制

これらの公約によって株価や為替がどうなっていくのかについては、専門家によっても異なっています。
なかなか経済を見通すのは難しいということですね。。。

ひとつの考え方として、各国からの輸入品の関税を引き上げるという公約をピックアップしましょう。
これがアメリカ国内の物価高を加速させ、それを抑えるためにアメリカの金利が高いままになるのではとみられています。
その結果、株高が想定されています。

とはいえ、公約すべてを達成できるかどうか…といった問題や諸外国の動きもあるので、複合的に考えると今後の世界経済は不透明ですので、資産運用をされている方はニュースをしっかりと今後も確認する必要がありそうですね。

また、トランプ氏の影響は、日本にもおよびます。
各国からの輸入品への関税という公約が一番の課題です。
日本の輸出産業へのマイナスの影響も懸念されます。
関税により輸出額が減れば「円高・株安」の未来、アメリカのインフレが収まらなければ「円安・株高」の未来が待ち受けているというのが、大方の予想です。

石破総理、日本政府もよりよい未来へするために結果の出る政策を打ち出して実行してほしいところですね。

 

今後の経済、資産運用はどうなる?

2024年から新しいNISA制度が始まっているのはご存知かと思います。
多くの方が取り組んでいるのではないでしょうか。
そんな新NISAですが、人気商品となっているのが「米国株式」と「全世界株式」でしょう。

どちらもアメリカ株価の影響を受ける商品のため今回のアメリカ大統領がトランプ氏の再選で決まったことがどう影響するのか気になる方は多いかと思います。
新NISAにおける米国株式、全世界株式を展望してみましょう。

米国株式については、現在の価格上昇が一旦落ち着くことが予想されています
かつてトランプ氏が大統領在任時は安定した上昇を続けていました
トランプ氏の主な公約は在任当時のものを踏襲する形のため、価格は多少安定する可能性があると考えています。

とはいえ、当時と今とでは金利差や国際情勢が異なります
とくに前回の在任時はコロナ前です。
みなさまもご承知の通り、コロナ前・後では仕事の仕方や生活の仕方が変化してきています。
公約は在任当時のものを踏襲しているため、前回うまくいっていたことでも今回もうまくいくとは限らないのが現状です。

また全世界株式にも同様の影響を与える可能性は多分にあります。
全世界株式の人気商品「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の国別比率は、約6割がアメリカなのはよく言われているところかと思います。

いずれにしても、米国株式や全世界株式は今後のトランプ氏の動きによって値動きが激しくなることも予測されます。
最悪の場合、株価の暴落も。。。いろいろな角度から経済を見ていきましょう。

 

世界経済が暴落したときの対処法は?

資産運用をされている方、これから始める方にはぜひ覚えてほしいポイントがこちら。
暴落した場合の対処方法は把握しておきましょう!

・落ち着いて株価の様子を見る
・ほかによい投資先があるなら売却して損切りする
・金融商品を買い増す

株価の暴落時は、いかに平静を保つかがポイントです。
常に暴落時のことを想定して、資産運用に臨みましょう。

・落ち着いて株価の様子を見る

株価が暴落しているときは、まず冷静になりましょう。
「何が起こっているのか」「今後どのように株価が動きそうか」を確認することが重要です。
焦って行動すると、誤った選択をして損失を拡大させる可能性があります
株価の動きを見ながら、「売る」「買う」「そのままにしておく」のタイミングを見極めましょう。

過度な悲観や楽観を避け、いつもよりも値動きに注視しつつ、適切なメンタルとタイミングで次の行動を取ることが大切です。

・より良い投資先があるなら売却して損切りする

現在の投資先よりも魅力的な投資先が見つかっている場合、売却して損失を最小限に抑える「損切り」を検討しても良いでしょう。
損失は残りますが、今後の投資運用によって損失分を回復できる可能性があります。

ただし、損切りは経験豊富な投資家でもタイミングの見極めが難しい技術です。
また、NISAのような積立投資制度では損切りが不向きな場合もあります。
損切りを行う際は、十分に投資計画を練った上で実行してください。

・金融商品を買い増す

暴落は長期的なものもあれば短期的なものもあります
長引く不況のような長期的な暴落でなければ、積み立てている金融商品を買い増して利益を増やすのも一つの手です。

 

新NISA含め、多く方が行っている積立投資は、一生をかけて行っていくものになります。
数十年間の生涯のなかで、株価が急激に下がることは想定しておくべきです。
しかし、人間は目先の損得につられやすいものです。。。
まずは落ち着いて株価の動きを見ることが重要です!

 

まとめ

アメリカ大統領がトランプ氏に確定した今、今後の世界・日本経済がどのようになるのかについてまとめてみましたが、いかがでしょうか?

インターネットで調べると本当にいろいろな情報が錯綜している世の中です。
情報に踊らされず、自分で情報を元に考える癖をつけていきましょう。