みなさまこんにちは、いちまるです。
資産運用において、株式比率を適切に設定することは非常に重要です。
新NISAで話題になった2024年、とりあえず…で資産運用を始めた方も多いかもしれません。
しかし特に20代・30代の若い世代にとって、どのくらいの割合で株式を保有するべきかは、将来の資産形成に大きな影響を与えます!
今回は、年代に適した株式比率について詳しく解説し、迷わずに資産運用を進めるためのヒントをわかりやすくまとめてみました(*’▽’)
資産運用の基本
資産運用をとりあえず始める。
これは第一歩としてはいいかもしれませんが、自分のお金を資産運用しているのであればいつまでも無知な状態では済まされません。
まずは基本を押さえておきましょう!
資産運用とは
資産運用とは、手持ちの資産を増やすために投資を行うことです。
目的は将来の生活資金を確保することや、老後の生活を安定させることなどさまざまです。
ちなみに私いちまるは、毎年の旅行や車の買い替えを踏まえて資産運用をしていますが、みなさまはなんのために資産運用をされていますか?
またご存知のように資産運用と一口にいっても、株式、債券、不動産、投資信託など多くの選択肢がありますよね。このあたりの違いを理解していますか?
例えば、株式は企業の成長に伴って価値が上がる可能性があり、債券は安定した利息収入を得ることができます。
自分に合った資産運用商品を選択することは、とても大事なことです!
リスクとリターン
資産運用においては、リスクとリターンの関係を理解することが重要です。
一般的に、リスクが高い投資はリターンも高くなる可能性がありますが、その分損失のリスクも大きくなります。
逆に、リスクが低い投資はリターンも低くなる傾向があります。
例えば、株式投資は高リスク・高リターンの代表であり、債券投資は低リスク・低リターンの代表です。
自分がなにを求めているのか、リスクとリターンを踏まえて考えていきましょう。
年代別の最適な株式比率
20代・30代の若い世代にとって、どのくらいの割合で株式を保有するべきかは、将来の資産形成に大きな影響を与えるのですが、はたしてどの程度の比率で保有するのが良いのでしょうか?
今回は、私のオススメバランスをご案内します!
20代の株式比率
20代は、リスクを取ることができる年代です。
どういうことかといいますと、お仕事をする期間が、社会人の中では一番長い(若い)という部分があるので、長期的な視点を持つことができます。
一般的には、資産の70%~80%を株式に投資することが推奨されます。
若い年代は、長期的な視点で投資を行うことができるため、株式市場の変動にも耐えやすいです。
例えば、20代の投資家が100万円の資産を持っている場合、70万円~80万円を株式に投資し、残りを債券や現金に分散するというのはひとつの選択肢でしょう。
一方で、20代は社会人になったばかりで、そもそも資産を潤沢に持っていない場合が多いです。
資産運用に前のめりになる前に、手元の預貯金も増やしておかないと引越しや転職、挙式、車の買い替えなどお金が必要になるときに困る可能性があるので気をつけましょう~
30代の株式比率
30代になると、少しずつリスクを抑えることが重要になります。
資産の50%から70%を株式に投資し、残りを債券や現金などの安全資産に分散することが推奨されます。
これにより、リスクを抑えつつ、リターンを狙うことができます。
例えば、30代の投資家が500万円の資産を持っている場合、250万円から350万円を株式に投資し、残りを債券や現金に分散することが考えられます。
株式比率の決め方
とはいっても自分に合った資産運用の比率は、人それぞれです。
あるインフルエンサーがこういっていたから、あるサイトではこう書いてあったから…というので決めるのは安直かもしれません。
資産運用の責任はだれも取ってくれないので、自分自身でしっかりと調べ知識を身につけていきましょう(*’▽’)
リスク許容度の評価
自分のリスク許容度を評価することは、適切な株式比率を決めるために重要です。
リスク許容度は、年齢、収入、資産状況、投資経験などによって異なります。
例えば、安定した収入があり、投資経験が豊富な方は、リスクを取ることができるため、株式比率を高めに設定することができます。
一方で、収入が不安定で投資経験が少ない方は、リスクを抑えるために株式比率を低めに設定することが望ましいです。
ライフステージと目標
ライフステージや目標に応じて、株式比率を調整することも重要です。
例えば、結婚や子供の教育費などの大きな支出が見込まれる場合は、リスクを抑えるために株式比率を低めに設定することが考えられます。
また、早期リタイアを目指す場合は、リスクを取って高いリターンを狙うために、株式比率を高めに設定することが有効です。
実際のポートフォリオ例
20代のポートフォリオ例
20代のポートフォリオ例として、以下のような構成が考えられます。
・株式:70%
・債券:20%
・現金:10%
このように、株式を中心に据えつつ、一定の安全資産を保有することで、リスクとリターンのバランスを取ることができます。
例えば、100万円の資産を持つ20代の投資家は、70万円を株式に、20万円を債券に、10万円を現金として保有することが考えられます。
30代のポートフォリオ例
30代のポートフォリオ例として、以下のような構成が考えられます。
・株式:60%
・債券:30%
・現金:10%
30代では、リスクを抑えつつも、株式を一定割合保有することで、資産の成長を狙います。
例えば、500万円の資産を持つ30代の投資家は、300万円を株式に、150万円を債券に、50万円を現金として保有することが考えられます。
株式比率の調整方法
定期的な見直し
株式比率を定期的に見直すことは重要です。
市場の変動やライフステージの変化に応じて、ポートフォリオを調整することで、リスクを管理しやすくなります。
例えば、年に一度、自分の資産状況を見直し、必要に応じて株式比率を調整することが推奨されます。
これにより、リスクを適切に管理し、目標に向かって資産を増やすことができます。
市場の変動に対応
市場の変動に応じて、株式比率を調整することも重要です。
例えば、株式市場が大きく下落した場合、一時的に株式比率を下げることで、リスクを抑えることができます。
また、逆に市場が好調な場合は、株式比率を高めることで、リターンを狙うことができます。
市場の動向を常にチェックし、柔軟に対応することが求められます。
まとめ
年代に適した株式比率について詳しく解説し、迷わずに資産運用を進めるためのヒントをわかりやすくまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
資産運用において、株式比率を適切に設定することは非常に重要です。
20代・30代の若い世代にとって、リスクを取りつつも、適切なバランスを保つことが資産形成の鍵となります。
自分のリスク許容度やライフステージに応じて、最適な株式比率を見つけ、迷わずに資産運用を進めていきましょう。