みなさまこんにちは、いちまるです。
秋となり、少し過ごしやすい季節になってきました。
これから紅葉も含め、登山を楽しむ方も増えてくるかと思います。
そんな登山ですが…山岳遭難は、登山者にとって最も避けたい事態の1つですよね。
しかし、自然の厳しさや予期せぬトラブルにより、誰にでも起こり得るリスクです。
今回は、山岳遭難時に発生する捜索費用と、その備えとしての山岳保険の重要性についてわかりやすくまとめてみました(*’▽’)
山岳遭難の捜索費用とは?
山岳遭難が発生すると、捜索救助には多額の費用がかかります。
例えば、ヘリコプターを使うと1時間あたり数十万円の費用がかかります。
これは、燃料費やパイロットの人件費、機材の維持費などが含まれるためです。
また、民間の救助隊が出動する場合、その費用も数万円から数十万円に及びます。
具体的な例として、ある登山者が富士山で遭難し、ヘリコプターと民間救助隊の出動が必要となったケースでは、総額で約150万円の費用が発生しました。
このように、捜索費用は非常に高額になることがあることは知っておきましょう!
捜索費用の負担者
山岳遭難が発生すると遭難費用は気になるところですが、ではその負担は誰が請け負うのでしょうか。
捜索費用の負担は、状況によって異なることをご存知ですか?
警察や消防が捜索を行う場合、基本的には公的機関が費用を負担しますが、民間の救助隊やボランティアが関与する場合、その費用は遭難者やその家族が負担します。
例えば、警察や消防が出動する場合は税金で賄われるため、費用負担はありません。
しかし、民間の救助隊が出動する場合、その費用は自己負担となります。
ある事例では、北アルプスで遭難した登山者が民間救助隊の出動を依頼し、最終的に約80万円の費用を自己負担することになりました。自治体によっては一部補助がある場合もありますが、全額カバーされることは稀です。
山岳保険の必要性
山岳遭難をしないことがもちろん一番ですが…万が一を考えて保険を検討するのも良いかもしれません!
山岳保険は、遭難時の捜索費用をカバーするために非常に重要です!
保険に加入していれば、高額な捜索費用を自己負担するリスクを軽減できます。
例えば、ヘリコプターの使用料や民間救助隊の費用を保険でカバーできるため、経済的な負担を大幅に軽減できます。
ある登山者は、八ヶ岳で遭難し、捜索費用が約100万円かかりましたが、山岳保険に加入していたため、自己負担はほとんどありませんでした。
保険の種類には、単発契約と年間契約があり、それぞれのメリットを理解して自分に合った保険を選ぶことが大切です。単発契約は一回の登山に対して適用され、年間契約は一年間の登山活動全体をカバーします。
おすすめの山岳保険
山岳保険を選ぶ際には、以下のポイントを考慮しましょう!
補償内容:捜索費用だけでなく、医療費や賠償責任もカバーされているか。
・保険料:自分の予算に合った保険料であるか。
・契約期間:登山の頻度に応じて、単発契約か年間契約かを選ぶ。
具体的なおすすめの山岳保険としては、モンベルの「山岳保険」やYAMAPの「登山保険」があります。
これらの保険は、登山者に必要な補償を幅広くカバーしており、安心して登山を楽しむための強い味方となります。
特に、モンベルの保険は手頃な価格で充実した補償内容を提供しており、多くの登山者に支持されています。
ある登山者は、モンベルの山岳保険に加入していたおかげで、遭難時の捜索費用を全額カバーでき、経済的な負担を避けることができました。
まとめ
山岳遭難時に発生する捜索費用と、その備えとしての山岳保険の重要性についてわかりやすくまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
山岳遭難は誰にでも起こり得るリスクであり、その際の捜索費用は非常に高額になることがあります。
山岳保険に加入することで、万が一の際にも安心して対応できる準備を整えておくことが重要です。登山を楽しむためには、事前の準備とリスク管理が欠かせません!!