不動産

賃貸住宅の価格が上がっている?その実情とは!

みなさまこんにちは、いちまるです。
人生100年時代といわれている世の中ですが、その100年の間で大きくお金のかかるものを人生の3大資金といいます。
【教育資金】【住宅】【セカンドライフ】の3つですが、今回は【住宅】についてフォーカスしましょう!

【住宅】は生きていく限り、切っても切り離せないモノになります。
賃貸なのか、戸建てなのか、マンションなのか…みなさまは今どのような住宅に住んでいますか?
これからどのような住宅に住みたいでしょうか?
今回は、賃貸住宅の価格が上がっているその実情について解説いたします(*’▽’)

 

賃貸住宅の基本

賃貸住宅とは、家主から借りて住む住宅のことです。
賃貸契約を結び、毎月の家賃を支払うことで住むことができます。
賃貸住宅にはアパート、マンション、一戸建てなどがあり、それぞれに特徴があります。

賃貸契約の流れは、物件探し、内見、申し込み、審査、契約、引越しの順です。

費用としては家賃、敷金、礼金、仲介手数料、管理費・共益費がかかります。
物件選びの際には、立地、家賃、間取り、築年数、設備を考慮することが重要です。
今では、リアルで内見するのではなく、オンラインで確認する方法もあったりと物件選びが以前よりもしやすくなっています!
自分のライフスタイルや予算に合った物件を選びましょう。

 

現状の賃貸住宅の実情

最近、特に都市部で賃貸住宅の家賃が上昇しています。
東京23区では、カップル向けの賃貸マンションの平均賃料が2024年7月時点で前年同月比7.4%増の15万1461円となっています。
この上昇は28カ月連続で続いており、特にカップル向けの物件で顕著です。

家賃上昇の背景には、住宅価格の高騰があります。
若い子育て世帯が購入資金を貯めるために、多少手狭でも賃貸物件に住む傾向が強まっています。
また、リモートワークの普及により、広い部屋を求める単身者の需要も増加しています。

LIFULL HOME’Sの調査によると、2024年1~3月の間に東京23区のファミリー向け物件の賃料が1年間で3.2万円上昇し、シングル向け物件も初めて10万円を超えたそうです!
具体的には、シングル向け物件の賃料は10万1232円(前年比108.0%)となり、ファミリー向け物件の賃料も大幅に上昇しています。

そして地域別に見ると、都心部の物件が賃料上昇を牽引しています。
東京都では市部が前年比110.9%なのに対して23区が同117.8%、大阪府では大阪市中心6区が同111.4%と、いずれのエリアでも都心がその上昇を牽引しています。

このように、賃料の上昇は幅広い層に影響を与えています。
特に、若い子育て世帯やリモートワークを行う単身者にとって、賃貸物件の選択肢が限られてくる可能性があります。

 

これからの賃貸について

今後も賃貸住宅の家賃は上昇傾向が続くと予想されています。
インフレや住宅価格の上昇が続く限り、賃貸需要は高まり続けるでしょう。
特に都市部では、賃貸物件の供給が需要に追いつかない状況が続く可能性があります。

インフレは家賃上昇の主要な要因です。
新型コロナウイルスの影響やウクライナ侵攻によるエネルギー価格の上昇などが、世界的なインフレを引き起こしています。
日本でも物価上昇が続いており、これが賃貸住宅の家賃にも影響を与えています。

そして、住宅価格の上昇も賃貸需要を押し上げる要因です。
新築物件の価格が高騰し、住宅購入が難しくなったため、賃貸に住み続ける人が増えています。
特に子育て世帯や若年層が賃貸を選ぶ傾向が強まっています。

さらに都市部では、賃貸物件の供給が需要に追いつかない状況が続いています。
特に人気のエリアでは、賃貸物件が品薄状態となり、家賃の上昇が続く可能性があります。
また、リモートワークの普及により、広い部屋を求める単身者の需要も増加しています。

家賃は一度上がると下がりにくい傾向があります。
賃貸住宅の家賃は、入居者の入れ替わりや契約更新のタイミングで改定されるため、物価の上昇が落ち着いても家賃が下がることは少ないです。
このため、今後も家賃の上昇傾向は続くと予想されます。

 

まとめ

賃貸住宅の価格が上がっているその実情についてまとめましたが、いかがでしたでしょうか?
賃貸住宅の家賃は、特に都市部で上昇傾向にあります。
住宅価格の高騰やリモートワークの普及がその背景にあります。
今後もこの傾向は続くと予想されるため、賃貸住宅を選ぶ際には、家賃の動向を注視することが重要です(*’▽’)