みなさまこんにちは、いちまるです。
会社に勤めていると、現在の給与や待遇に不満を抱くことは珍しくないですよね。
特に、周囲の方と比較して、自分の給与がどの程度なのか気になる方も多いでしょう。
場合によっては、副業や転職をお考えになるかもしれません。
今回は、30代で年収600万円の給与所得者が全体の上位何%に位置するのかについてまとめました(*’▽’)
年収600万円の位置づけは?
国税庁が実施した「民間給与実態統計調査結果」によると、令和4年度における年収600万円~700万円の給与所得者の割合は6.9%でした。
また、年収600万円未満の割合は77.3%であるため、年収600万円以上の給与所得者は全体の上位22.7%に入っていることが分かります!!
さらに、年収600万円以上の給与所得者のうち、年収600万円の割合は約30%です。
このことから、年収600万円は全所得者の中でも高水準に位置していることが分かります。
100万円以下 | 7.8% |
---|---|
100万円超~200万円 | 12.7% |
200万円超~300万円 | 14.1% |
300万円超~400万円 | 16.5% |
400万円超~500万円 | 15.3% |
500万円超~600万円 | 10.9% |
600万円超~700万円 | 6.9% |
700万円超~800万円 | 4.8% |
800万円超~900万円 | 3.3% |
900万円超~1000万円 | 2.2% |
1000万円超~1500万円 | 4.0% |
1500万円超~2000万円 | 0.8% |
2000万円超~2500万円 | 0.3% |
2500万円超~ | 0.3% |
30代での年収600万円
国税庁が実施した「民間給与実態統計調査結果」によると、
30歳~34歳:平均給与は425万円
35歳~39歳:平均給与は462万円
でした。
年収600万円は、40歳以上の男性所得者の平均年収と同等であり、30代でこの水準を達成するのは平均よりも高い水準にあります!
平均より高いから良い!ということはありませんが、一般的には高所得者といってもよいでしょう。
なお給与所得者全体の平均年収は男性で563万円、女性で314万円、全体で458万円です。
勤続年数と年収について
年収600万円を突破するには、平均で24年以上の勤続年数が必要とされています。
男性の場合は、15年以上で突破するケースが多いようです。
最近は、終身雇用の考え方が少しずつ崩れてきて、転職や副業など選択肢が増えてきた世の中ですが、年収600万円を目指すには、近道はなさそうですね。
年収600万円なら生活の余裕はあるのか
年収600万円あれば生活に大きな余裕があるように思えますが、、、
現実はどうでしょうか?
実際の手取り額はおよそ400万円~500万円程度とされています。
その金額を高いと感じるか、低いと感じるかは個人の感じ方次第ですが、年収600万円であっても年収は有限ですので家計管理は必要です!
生活水準を上げるには、手取りだけでなく、自分のお金の使い方を見直すことも重要でしょう。
まとめ
全国の給与所得者の中でも、年収600万円は高い方に分類されます。
全体の平均給与が458万円、男性でも563万円であるため、30代という若い年齢から年収600万円を達成するのは簡単なことではありません。
しかし、年収が600万円あっても、収支バランスがとれていなければ生活に余裕を感じられない場合があります。
そのときは家計の見直しなどの工夫も必要です。
一度、家計の振り返りをしてみるといいかもしれません。