みなさまこんにちは、いちまるです。
2024年になってから、日本経済含め大きく変化してきていると思います。
特に資産運用については、新NISA制度になるなど話題がつきません。
そんな中、株式相場が過去に例をみない変動に見舞われていることはみなさまご存知でしょう。
今回は、2024年8月の大きな変動にフォーカスしてお話しいたします(*’▽’)
株式の急落・急騰にご注意を!
2024年は少額投資非課税制度(NISA)が刷新され、積み立て投資などで新たに資産形成を始めた方が多いことでしょう。
NISA口座開設件数は旧制度に比べ、約3倍に急増したというニュースもあったくらいです。
そんな中、2024年8月に為替と株価、どちらも大きな変動がありました。
みなさまは資産運用をされていますか??
新規参入層にとって株式の急落・急騰は初めての体験といっても良いかもしれませんね。
不安の声もたくさんあったかと思いますが、資産運用をされている方はこういう時こそ慌てないことが大切です!!
資産運用は変動ありき
積み立て投資は相場の変動に右往左往せず、淡々と継続すると長期で利益を生みやすいでしょう。
荒れ相場のなかでも続けられるよう、投資額が過度になっていないかを再点検することも大切です(*’▽’)
「これほど大きく動くとは。株式投資の怖さが初めてわかった」
東京都に住む会社員男性Aさん(29)は新NISAの開始を機に本格的に資産形成を始めたそうです。
月40万円弱ある手取り収入から月8万円を世界株のインデックス(指数連動型)投資信託と日本株投信の積み立てに充て、賞与で国内の高配当株もいくつか購入しています。
日経平均株価は2024年8月5日に4,451円安と過去最大の下落幅を記録しました。
しかし6日は一転して3,217円高と過去最大の上げ幅となるなど乱高下して投資家を惑わしていますね。
米国株も景気懸念から不安定な値動きとなっています…
Aさんの保有する投信2本はピーク時に合計で1割以上のリターンがあったそうです!
100万円が110万円になるのは資産運用の魅力ですね~
しかし現在は元本を5万円ほど割り込んでいるみたいですので、変動ありきで考える必要はあります。。
急落、急騰に慌てず!
資産運用を新たに始めた層は歴史的な急落・急騰に慌てがちです。
しかし、積み立て投資では足元の変動に焦る必要はありません!!
なぜなら!経済ショックはこれまでも幾度となく起こり景気が後退してきたのですが、世界全体でみると経済は緩やかに成長し、株価も回復してきたのも事実です。
最も記憶に新しいのは感染症の流行に伴う「コロナショック」でしょうか。
全世界株指数の推移をみると、2019年12月に付けた新型コロナウイルス禍前の直近高値は最安値から5カ月後に回復をしました!
2008年に起きたリーマン・ショックは4年8カ月、2000年のIT(情報技術)バブル崩壊は3年6カ月でショック前の直近高値を上回ったので、ある程度の長期的な資産運用を前提に考えていきましょう。
こうした危機を乗り越え、全世界株指数の年利回りは直近30年で平均7%程度となっているので、うまくこの波に乗っていきたいところですね(*’▽’)
株安で高まる投資効果
株式相場が低迷している局面でも積み立て投資で一定額ずつ購入すれば、安いときほど多くの量を買うことができ、平均購入単価を抑えられます。
・相場がその後回復したときに資産が増えやすくなる
・低迷している局面が長いほど、安く買える時期も長いことになり有利
とよくいわれます。
例えばリーマン・ショック。
2008年1月から全世界株指数(配当込み、円ベース)対象の全世界株投信に、月3万円の積み立て投資をしていたらどうなったでしょうか?
世界株指数がリーマン前の2008年8月の水準を回復したのは2013年2月です。
安い局面で積み立てを続けることで購入コストが低下し、2013年2月時点で指数は急落前の水準に戻っただけでした。
しかし、資産額は累計投資額186万円に対して247万8000円と3割増になっていました!!
まとめ
貯蓄と投資の配分を考える際は、貯蓄が現時点でどの程度あるかがポイントです!
まず必要なのが病気・ケガ、失業など万一に備える資金です。
少なくとも生活費6カ月分を現預金で確保しておきたい。という考えて方が一般的です。
そして次に確認したいのが、5年以内に支出予定のある資金が準備できているかどうかでしょうか。
例えば子どもの進学費や住宅購入の頭金など。。。
こうした資金を確保していない場合は、貯蓄をまず優先しましょう!
資産運用をしている場合ではないかもしれません。
少しずつ貯蓄ができるようになってきたら「少額でも積み立て投資を続けることが重要」です。
貯蓄にメドが付いたら、資産運用を意識してもいいかもしれませんね(*’▽’)