貯蓄・資産運用

友人が投資で「トウモロコシ」を買っている?トウモロコシは投資になるの?

みなさまこんにちは、いちまるです。
金融商品といえば、なにを思い浮かべますか?
おそらく、株式や投資信託などを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

今回はトウモロコシは投資になるのかについてお伝えいたします(*’▽’)

 

トウモロコシは投資になる!

金融商品と一言で言っても、さまざまな種類があります。
みなさまが思い浮かべたであろう、株式や投資信託、金、債券などなど。。。

実はなかにはトウモロコシや大豆といった一般の方には投資対象として聞きなじみのない商品もあります!

投資のスタイルは人それぞれですが、トウモロコシに投資しているなら「先物取引」、または「ETF」を通じたコモディティ投資を行っている可能性があります。

 

コモディティ投資とは

コモディティ投資とは、金や銀、原油、小麦などの「商品」に投資することを指します。
これらの商品は、株式や債券とは異なる値動きをするため、分散投資の一環として利用されることが多いです。
代表例としては以下の通りです。

・トウモロコシ
・大豆
・小麦
・石油
・天然ガス
・金・銀
・プラチナ

コモディティ投資の代表格といえば、「金」が挙げられるでしょう。
金は「守りの資産」といわれており、コモディティ投資は知らなくても金投資なら知っているといった方は多いかもしれません!

日本では現物資産として金を購入する方も多いため、国内においては、穀物などへの投資よりも、金やプラチナといった貴金属投資が主流でしょう。

 

トウモロコシの投資商品について

友人が購入、保有しているのはETFである「WisdomTreeとうもろこし上場投資信託」または「トウモロコシ先物取引」だと予想されます。

日本ではあまりなじみのない投資商品ですね、
しかし、コモディティ投資は金やプラチナと同等に取り扱われている金融商品です!!

トウモロコシ投資の始め方として…まず上場株式を買うように証券会社を仲介する必要があります。
そのため投資を開始するには、証券口座を開設しましょう!

また、トウモロコシ先物取引は国内証券で取り扱っている先物商品の一つですが、ETFの場合は外国籍ETFであるため、形式としては外国株式を購入するのとほとんど同じです。
もしETFや先物の購入を考えているのであれば、取り扱いのある証券口座を開設するようにしましょう。
やはりなにも知らないで投資をすると入り口から躓いてしまう。。。そんなことになりかねません。

 

コモディティ投資のメリット・デメリット

ここからは、コモディティ投資のメリットとデメリットについてまとめました。
トウモロコシや金といった金融商品の購入を検討している方は、以下の点に気を付けてくださいね!

メリット

①分散投資効果:
異なる値動き: 株式や債券とは異なる値動きをするため、ポートフォリオ全体のリスクを分散できます。
低相関: コモディティは他の資産クラスと低い相関を持つことが多く、特定の市場環境下でのリスクを軽減します。

②インフレ対策:
実物資産: コモディティは実物資産であるため、インフレ時に価値が上がりやすいです。
      例えば、金はインフレヘッジとしてよく利用されます。
購買力の維持: インフレが進行する中で、コモディティの価格が上昇することで購買力を維持できます。

③需給バランスの影響:
供給制約: 天然資源の供給が限られているため、需要が増加すると価格が上昇しやすいです。
経済成長の恩恵: 経済成長に伴う需要増加が価格上昇を促進することがあります。

デメリット
①価格変動が大きい:
ボラティリティ: 天候、政治情勢、経済指標など、さまざまな要因で価格が大きく変動します。
         例えば、原油価格は地政学的リスクに敏感です。
短期的なリスク: 短期的な価格変動が大きいため、短期投資にはリスクが伴います。

②インカムゲインがない:
定期的な収益なし: 株式の配当金や債券の利息のような定期的な収益がありません。
          そのため、キャピタルゲイン(価格上昇による利益)に依存します。
保管コスト: 現物投資の場合、保管や保険にかかるコストが発生することがあります。

③専門知識が必要:
市場理解: コモディティ市場は複雑で、専門的な知識が必要です。
      例えば、先物取引には高度な理解が求められます。
情報収集: 市場動向を把握するために、継続的な情報収集が必要です。

コモディティ投資はリスクとリターンのバランスを考慮しながら、慎重に行うことが重要です。
さらに詳しい情報や具体的な投資戦略について知りたい場合は、専門家に相談するのも良いでしょう(*’▽’)

 

おわりに

コモディティ投資にかぎらず、投資商品に自己資金を投じるのには一定のリスクが生じます。
すべての方に共通していえることですが、安易に値上がりしそうな銘柄に資金を投じたからといって、絶対に上がる保証はありません。
常にリスク、、、下がったときについても想定してどう対応するのか考えておく必要がございます。

しかし、トウモロコシのようなコモディティ投資も適切に活用すれば、ポートフォリオの安定化に役立つことがあります。
興味があれば、さらに詳しく調べてみてくださいね!