貯蓄・資産運用

新NISA利用者の運用状況と元本割れの実態!

みなさまこんにちは、いちまるです(*’▽’)
新しいNISA(非課税投資制度)が2024年1月に導入され、多くの投資家から注目されていますね。
今年は2年目ということで。。。
この制度は投資の際の税負担が軽減されるため、多くの方が利用を検討しているでしょう。

今回は、オリコンMEが発表した「新NISA 利用実態データ」をもとに、新NISAの利用状況や元本割れの実態についてわかりやすくまとめてみました!

 

新NISAの利用状況

新NISAの制度には、成長投資枠つみたて投資枠という2つの主要な枠組みがあります。
調査によると成長投資枠の利用者は65.9%、つみたて投資枠の利用者は45.4%という結果だったそうです。
また、多くの利用者が年間投資上限額まで投資を行っていることから、この制度をフル活用していることが伺えます。

新NISAの利用者の多くが制度の利点を理解し、積極的に投資を行っていることが分かっています。
このような投資活動が経済全体にも良い影響を与えることが期待されていますが…
その一方で、投資熱が過剰な気もします。
今年は、特にアメリカの大統領がトランプ氏に変わり、経済の流れが大きく変わるかもしれません。
直近で投資を始めた方は、基本的に右肩上がりの経験しかないため、十分に注意しておく必要があります(*’▽’)

 

NISA口座を開設しない理由

一方で、NISA口座を開設していない理由についても調査が行われました。
最も多かった理由は「特に理由はない」という回答で、41.4%の方がこれを選びました。
理由がなく開設をしていない方はおそらく、NISAとは何か。をしっかりと理解していないという方が多いのかもしれません。
次いで多い理由としては、「NISAの制度についてよくわからないから」というもので、19.0%の方がこの理由を挙げています。

このデータから、制度の理解不足がNISA口座の開設をためらわせる一因となっていることが分かります。
制度の普及には、さらなる情報提供や教育が必要といえるでしょう。

 

元本割れの割合

現状の増減益についても調査が行われました。
成長投資枠では47.1%が増益14.6%が元本割れしているという結果でした。
一方、つみたて投資枠では50.0%が増益11.8%が元本割れしています。

このデータから、新NISAを利用している多くの投資家が利益を上げている一方で、一部の投資家は元本割れを経験していることが分かります。
いちまるからすると、元本割れしている方が一定数いるのは普通だと思いますが、みなさまはいかがでしょうか?
投資はリスクを伴うものであり、元本割れのリスクもあることを認識することが重要です!!

 

今後の継続意向

2025年以降の継続意向についても調査が行われました。
成長投資枠、つみたて投資枠ともに、88%以上の投資家が新NISAを継続する意向を示しています
これは、多くの方が新NISA制度に対して高い期待を抱いていることを示しているでしょう。

継続的な投資を通じて、長期的な資産形成を目指すことが奨励されます
また、投資初心者もこの制度を利用することで、投資の経験を積む良い機会となるでしょう。

 

まとめ

オリコンMEが発表した「新NISA 利用実態データ」をもとに、新NISAの利用状況や元本割れの実態についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

新しいNISA制度はまだ始まったばかりですが、その利用状況や元本割れの実態から、多くの方がこの制度に期待を寄せていることが分かります。投資はリスクを伴うものであり、制度をしっかりと理解し、自分の投資目標やリスク許容度に応じて賢く活用することが大切です。
特に投資初心者は、リスクの低いつみたて投資枠から始めるのが良いかもしれません。
一方、リスクを取ってでも大きなリターンを狙いたい方は、成長投資枠を利用するのも一つの方法です。
これからも情報収集を怠らず、自分に合った投資戦略を見つけていきましょう(*’▽’)